自動車生活最悪の事件簿

あれは今から20年以上前の冬深夜2時頃、街灯が少なく夜中は暗い事で地元でも有名な線路沿いの県道での出来事でした。
深夜コンビニに出かけた帰りにその県道を車で走っていた時、私の車の40メートル程前に同じ位のスピードで走っていた車が突如逆走をした後自分の車線に戻り、その後直ぐにふわっとジャンプをしました。あまりにも一瞬の出来事が40メートル程前で起こった事に驚きながら運転をしていると、道路左脇から一人の男性が手を軽く上げて体半分を道路に出していました。暗闇の中から道路に半歩身体を出して手を上げている男性に驚いた私は、40メートル前を走る車と同じ様に一時的に逆走をしてしまい、逆走を続けるわけにはいかない為直ぐに自分の車線に戻ると道路の真ん中に黒いごみ袋の様な塊が落ちていました。その塊に気が付いた時にはもう車を停める術はなく「引くしかない」と瞬時に判断をした私は、そのまま塊を踏みつけましたが、それが結構固い塊だった為前の車同様に私の車も一瞬ジャンプをしました。
全ての出来事があまりにも一瞬だった為、何が何だか理解が出来ないまま車を道路脇に停めた私は「そうだ、何が起きたのか確認しなくちゃ」と思い車を降りてまずは塊の確認をしました。するとそこにあった塊は黒いコートを着た男性の見るも無残な姿でした。あの映像は今でもはっきり覚えています。それは黒いコートを着た男性を中心に血の海が出来上がっていて、その少し手前で始めに男性を跳ね飛ばしたドライバーが男性の死体を見ながらボーゼンと立ち尽くし、後続車が来た事に気が付いた時にだけ少し身体を乗り出して死体がある事を知らせようとしていたのです。私は瞬時に自分も男性を引いてしまった事を理解し、同時にこんな知らせ方では同じ事がまた起こってしまうと考えたので、初めに跳ね飛ばしたであろうドライバーに「警察に電話は?(当時は携帯が殆どない時代でした)」と聞くと「いや…」と答えるドライバー、半分以上放心状態である事に気が付いた私は「直ぐにお前の車から発煙筒を出してきて手前に置け、それであそこの公衆電話から警察に電話しろ!!」と言うと、「あ、はい…」と答えるドライバー。答えはするが状況を呑み込めずにボーゼンと立ち尽くす。そうこうしているとなんと私の前40メールを走っていた車が逃げ出したのです。おもわず「は?、逃げんなよお前」と思った私はドライバーに「とにかく直ぐに警察に連絡しろよ、そうしないと同じ事が直ぐに起こる。俺はあいつ捕まえてくるから直ぐにやっとけ!!」と伝え一時その場を離れました。
逃げた車のドライバーはおそらく状況を理解したのでしょう、物凄い速度と土地勘で逃げていったため、残念ながら捕まえる事が出来ませんでした。
逃げた車を探して現場に戻るまで実際20分位でしょうか、現場に戻った私の目に入った光景は…
無数のパイロンが立ち片側一車線が封鎖された状態の道路でした。どうしてこうなったのか直ぐには解らない私はとにかく現場にいた警察官に「自分も引いてしまった一人で、逃げた車を追いかけたのだが逃げられてしまった為、自分だけは戻ろうと思い持ってきた」と伝え、事故現場側の車線に入りました。これは後の事情聴取で解った事ですが、男性をひいてしまった車は全部で9台、最後に男性をひいてしまった車はタクシーで、その時の男性は完全に死体となっており、全身の骨も砕けてしまっていた為タクシーの下にそのまま入り込み、コートが車に引っかかった事で連続事故が終了となったとの見解でした。驚いたのはタクシーが無線で警察に連絡を入れてから警察が現場に到着するまでにかかった時間は10分程度、それに対し現場検証、死体検証からの推測で分かった初めの車が男性を跳ね飛ばしてから2台目がひくまでにかかった時間は30分以上という事。という事は初めのドライバーが直ぐに警察に連絡していたら誰も被害にはあわなかったという事。
結局事情聴取等から解放されたのは翌日昼頃、その後車も手放し散々な1日となってしまいました。

これは私の自動車生活25年で過去最悪の出来事でした。車買取江戸川区ではたくさんの車買取情報があるので、そんな時は好きなサイトでも見ながら憂さ晴らしをしたいと思います。

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